イノチグラスは、「想い描く世界」と「目の前に見える世界」を「つなげる眼鏡」だと考えています。
どんな世界がみたいか、どんな自分になりたいか。
その答えは、常にお客様の中にあります。
子どもも大人も、全ての人が「自分らしく」かがやく世界になることを願っています。
私は、発達支援コーチの学びから、イノチグラス開発者の灰谷氏と出会い、神経発達症の娘の眼鏡のカラーを測定してもらう機会を得ました。
薄いピンクのレンズを入れた眼鏡をかけて、本を見た娘は「すごーーーい!字が見えるー!!」と大きな声で教えてくれました。
それまで、宿題に何時間も泣きながら向き合っていた娘を見ていた私は「???今まで見えなかったの???」と驚きました。
なぜなら視力検査では「A」だったからです。
その夜、「ピンクのレンズの眼鏡かけた時、一体どうなったの?」と尋ねると、「あのね、魔法みたいだったよ!!綺麗〜に見えるの!!」と。
それを聞き、私は「こんな風に困っている人がたくさんいるはずだ」と確信し、目育士になりたいと思ったのです。
innochi認定目育士は、身体やバランスを考慮した独自の「身体ー視機能測定」を行います。
光の波長(羞明・感情)、プリズム(視線方向・平衡感覚)、度数の調整(焦点・左右の重心バランス)つまり、眼と身体の関係からバランスを考える眼鏡を、お客様と一緒に探していきます。
眼鏡つくりは対話の中から行います。「私はどんな世界を見たいか?どこに行きたいのか?」に基づいて眼鏡をおつくりします。
測定は約1時間から1時間半かかります。
視機能と全身機能(体軸や重心バランス)を見せていただきます。また、それらが整うようにレンズとフレームを選びます。
※お客様の状態によって測定内容は変化します。
体幹が安定する事を目指します。「カラー」レンズを採用するのが最大の特徴です。
カラーレンズの選定方法に置いて特許を取得しています。
現代では夜も昼も明るすぎることが特徴であり、強すぎるあかりは健康に影響があることがわかってきています。
特に光は感情状態に関係します。
一人ひとりに合った適切なレンズカラーを選ぶことによって、光の状態を調節します。
光の焦点を調整します。遠視、近視、乱視の焦点状態が、左右の重心バランスへ影響を及ぼしています。
よく見えるだけにとどまらない度数を確認します。
光の入る方向を調整します。
通常のプリズムレンズは、斜位など視線方向のずれに対応しますが、それらの状態は平衡感覚に影響を及ぼすことがわかってきました。
両眼視機能に加えて生きる上で土台になる平衡感覚を確認します。
周辺視と中心視周辺部から入る光が脳や身体に与える影響を確認して、フレームやレンズの提案を行います。